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☆海へ行くつもりだった☆
sorenanoni.exblog.jp

感性優先ブログ☆

by 風歌
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☆風と街☆



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☆星を撒く☆




なんでもない日常を
書いてるつもりです。

ここは気ままにホッとするところ

<素材をお借りしております>




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*************



海は、存在であり
雨は、
現象にしかすぎない。

いつも、ひとを畏れ
天使を信じ、
見て見ぬふりをせず、
なみだしていたい。




Counting the number sheep
_e0093741_1954309.gif

世界中の子供たちの瞳が、
真剣味を
帯びて輝く
豊かな子供も
貧しさの中の子も
ひそやかに、待つ。
胸をときめかせ
待っている、その日。

天使マイケル
一応、ここの守護神☆

海に
ふれると
治癒され
よみがえるのかもしれない。




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at 2022-05-06 13:57
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遠い声
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おめでとうございます~
    くもりです。

   上手く言えません。

    またね(*'▽')

# by before_rain | 2022-05-06 13:57
言葉分からない事も…


   一平はズボンは履いていた。

    私は40キロ


    一平は70キロ


    抱いてくれた。


       ……………

    車で… 分からない


    白内症で 介護さんは 車椅子へ行った。


     言葉 分からない事も…

      た ち つ て と  ←

   出来たんだ。嬉しい。



言葉分からない事も…_e0093741_16562161.jpg
      公園



言葉分からない事も…_e0093741_17003703.png
      公園 






# by before_rain | 2022-03-20 17:01
一平
今日 来てくれた。

嬉しかった~(*'▽')

一平

元気ですか 


一平_e0093741_00313326.jpg

                    公園です



         紫陽花大好きだった( ^^) _旦~~



          一平   一平   


一平_e0093741_00421083.jpg



     紫陽花 どこにいるか 


       またね  

# by before_rain | 2022-03-20 00:42
「木枯らし」・・・④~⑤ 海へ
「木枯らし」・・・④~⑤   海へ_e0093741_14512799.jpg
一平へ
今日 夢を見ました。猫が3匹…4時くらい(^^♪
            2020年1月26日 7時30分



渥美半島の小さな海岸だった。



竹藪に囲まれた細い坂道を下ってゆくと

海がひらけた。



時々
講義を抜け出すと,そこまで,嵐のオートバイでやって来た。



地引網の端を引っ張ってみたりして.。o○>゜)))彡を貰ったりもした。




今日は,人の気配もあまりなかった。



遠くの方に銀色のさざ波が光った。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


砂浜に座ると,嵐は,海とは反対側の小さな崖を見て笑った。



「どうしたの?」


嵐は黙っていた。



まぁ,たいしたことではあるまい,,そう思って,また海を眺めた。







「死ぬなよ」


「はぁ?」


一体全体,この人は,人の顔みると
そんな,縁起でもないことばかり言う。


たまに,同じ講義で会うと


「君の葬式には出たくないから…」



そんな言葉を挨拶変わりに言うこともある。。



その時は,なにを言っているのか,と,この文学青年の純粋を
嗤っていた。


今,思うと,,。すごい手遅れだが…


嵐の不安感が,身に染む。


今にも,消えてしまいそうな不安を抱かせる存在,というものを

それまで

感じたことがなかったからだと思う。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ふと,さっき,嵐が見ていた崖を見ると



足先が見えた。

土と樹と草の色の中では,ほんのりとした色でも際立って見えた。



ちょうど崖の中腹に,テラス状に張り出した部分があって


その草陰から,足が小さく見えて,動いていた。



嵐を振り返った。


もう嵐は笑わなかった。




「君がもし,死んで,2,3日経って,腐って行っても,

しばらくは,抱いていてやれる…そう,思う」





「木枯らし」・・・④~⑤   海へ_e0093741_08330469.jpg
http://www.ashinari.com/

                           

                 


嵐と別れた翌年,母が逝った。


母は,亡くなる前わたしに


「おまえは,きっと,ろくな死に方をしない…」


そう言った。。。。。



母は嵐を気に入っていたし,,

二人は仲良しだった。

嵐はよく,君の母さんの感性は君よりずっとすごいよ,と言ってくれた。




「煙草を止めて,早く,嵐の所へゆきなさい」

が母の口癖だった。



今も二人が並んで,微笑んでいる写真を持っている。

ふたりとも,なんだか,くすぐったそうに笑っている…



「木枯らし」・・・④~⑤   海へ_e0093741_14445313.jpg





風が出て来て,大きな波が打ち寄せ始めた。



立ち上がった嵐は



崖の中腹のテラスで



ベッド・シーンを演じている二人との



距離を


測るように,小石を掴むと



海へ投げた。



それは,美しい弧を描いて



銀色の海に消えて行った。





                     (足成・写真 素材) <(_ _)>





# by before_rain | 2022-01-29 11:07 | ☆木枯らし
「木枯らし」・・・その3
「木枯らし」・・・その3_e0093741_19571596.jpg



「練習して来る」

ある日
そう,言って,嵐は出て行ったことがある。
私と嵐は,その未熟さのせいか,どうか
数ヶ月経っても出来なかった。



ほどなく,嵐は私以外の人と関係を持った。
その人と,どんな風に知り合ったのかは知らない。

人妻だと言う。だんなの居ない時に会いにゆくのだそう。

嵐はこと細かに話してくれた。

そんなものか,と聞いていた。



本当は嵐のせいではなくて,私の心の中に消せない,
男性嫌悪のような
恐怖感があるから,どんなに嵐を愛していても撥ね退けてしまう。


そうすると,嵐はたじろぎ,一瞬泣きそうな顔になるが,
「もう,いいよ」と静かに背中をさすってくれる。
そういうことが,何十回も続いた。


嵐は普段,陽気で,いつも鼻歌まじりに,下手なジョークで
ふてくされている私を笑わせようとした。

高校の時,バスケットをしていたと言う体は,バネのようにしなやかで
仏頂面の私を尻目に,部屋の中で逆立ちしたり,バクテンを打ったりした。




「木枯らし」・・・その3_e0093741_2062293.jpg



嵐の好きな紫陽花の花が咲き出しても,
嵐の情事は続き,そのことを嵐が話すこともなくなって行った。




ある朝,嵐の下宿へ行くと,今からバイトだと言う。

所在無く,嵐の動作を追っていると,茶タンスの上のウオッカを瓶から
飲んで,シャツを着た。

「どうして,こんな時間に飲むのよ」

玄関に立ったまま言う私に,嵐は

「こんな時間だから,飲むのさ」と答えた。

「……今から仕事なんでしょう?」

「酒でも飲んでないと,やってられないですから」

「学校にも行かないで,酒飲んでバイトに行くのが
あなたの主義なのね」


「仕事するとご飯が食べられなくなるから,強い酒を
入れておいて,胃を紛らすのさ」

なるほど,そういう理屈もあるのかと思った。

例の人妻とはどうなったのよ,とか,聞いてみたい気もしたが,
嵐が私に話す興も失せたということだと思い,黙った。


でも,その人はウオッカのように,今の嵐には必要な人なのかもしれない。



外にはいつの間にか雨が降っている。


嵐,愛している,と呟き,外へ出た。
# by before_rain | 2022-01-29 11:05 | ☆木枯らし