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誕生日 こんな日 遠い声 一平と嵐 【創作】↓ ☆木枯らし ☆ならずもの ☆揺れる耳飾り ☆年上の女(人) ☆声 ☆はまゆうの咲く頃 先生へ 父と母 そして 小説は ボールペンと鉛筆と12色 公園(^^♪ 足・脚が痛い イイネ( ^^) _旦~~ 花の季節 アナライズ・ミー 絵はがき DVDとか本 相続(借金)放棄 小説と本とDVD 未分類 ☆風と街☆ ☆星を撒く☆ なんでもない日常を 書いてるつもりです。 ここは気ままにホッとするところ <素材をお借りしております> ************* 海は、存在であり 雨は、 現象にしかすぎない。 いつも、ひとを畏れ 天使を信じ、 見て見ぬふりをせず、 なみだしていたい。 Counting the number sheep 世界中の子供たちの瞳が、 真剣味を 帯びて輝く 豊かな子供も 貧しさの中の子も ひそやかに、待つ。 胸をときめかせ 待っている、その日。 天使マイケル 一応、ここの守護神☆ 海に ふれると 治癒され よみがえるのかもしれない。 ブログパーツ
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2022年 03月 20日
一平はズボンは履いていた。 私は40キロ 一平は70キロ 抱いてくれた。 …………… 車で… 分からない 白内症で 介護さんは 車椅子へ行った。 言葉 分からない事も… た ち つ て と ← 出来たんだ。嬉しい。 公園 公園 #
by before_rain
| 2022-03-20 17:01
2022年 01月 29日
今日 夢を見ました。猫が3匹…4時くらい(^^♪ 2020年1月26日 7時30分 渥美半島の小さな海岸だった。 竹藪に囲まれた細い坂道を下ってゆくと 海がひらけた。 時々 講義を抜け出すと,そこまで,嵐のオートバイでやって来た。 地引網の端を引っ張ってみたりして.。o○>゜)))彡を貰ったりもした。 今日は,人の気配もあまりなかった。 遠くの方に銀色のさざ波が光った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 砂浜に座ると,嵐は,海とは反対側の小さな崖を見て笑った。 「どうしたの?」 嵐は黙っていた。 まぁ,たいしたことではあるまい,,そう思って,また海を眺めた。 「死ぬなよ」 「はぁ?」 一体全体,この人は,人の顔みると そんな,縁起でもないことばかり言う。 たまに,同じ講義で会うと 「君の葬式には出たくないから…」 そんな言葉を挨拶変わりに言うこともある。。 その時は,なにを言っているのか,と,この文学青年の純粋を 嗤っていた。 今,思うと,,。すごい手遅れだが… 嵐の不安感が,身に染む。 今にも,消えてしまいそうな不安を抱かせる存在,というものを それまで 感じたことがなかったからだと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ふと,さっき,嵐が見ていた崖を見ると 足先が見えた。 土と樹と草の色の中では,ほんのりとした色でも際立って見えた。 ちょうど崖の中腹に,テラス状に張り出した部分があって その草陰から,足が小さく見えて,動いていた。 嵐を振り返った。 もう嵐は笑わなかった。 「君がもし,死んで,2,3日経って,腐って行っても, しばらくは,抱いていてやれる…そう,思う」 風が出て来て,大きな波が打ち寄せ始めた。 立ち上がった嵐は 崖の中腹のテラスで ベッド・シーンを演じている二人との 距離を 測るように,小石を掴むと 海へ投げた。 それは,美しい弧を描いて 銀色の海に消えて行った。 (足成・写真 素材) <(_ _)> #
by before_rain
| 2022-01-29 11:07
| ☆木枯らし
2022年 01月 29日
「練習して来る」 ある日 そう,言って,嵐は出て行ったことがある。 私と嵐は,その未熟さのせいか,どうか 数ヶ月経っても出来なかった。 ほどなく,嵐は私以外の人と関係を持った。 その人と,どんな風に知り合ったのかは知らない。 人妻だと言う。だんなの居ない時に会いにゆくのだそう。 嵐はこと細かに話してくれた。 そんなものか,と聞いていた。 本当は嵐のせいではなくて,私の心の中に消せない, 男性嫌悪のような 恐怖感があるから,どんなに嵐を愛していても撥ね退けてしまう。 そうすると,嵐はたじろぎ,一瞬泣きそうな顔になるが, 「もう,いいよ」と静かに背中をさすってくれる。 そういうことが,何十回も続いた。 嵐は普段,陽気で,いつも鼻歌まじりに,下手なジョークで ふてくされている私を笑わせようとした。 高校の時,バスケットをしていたと言う体は,バネのようにしなやかで 仏頂面の私を尻目に,部屋の中で逆立ちしたり,バクテンを打ったりした。 嵐の好きな紫陽花の花が咲き出しても, 嵐の情事は続き,そのことを嵐が話すこともなくなって行った。 ある朝,嵐の下宿へ行くと,今からバイトだと言う。 所在無く,嵐の動作を追っていると,茶タンスの上のウオッカを瓶から 飲んで,シャツを着た。 「どうして,こんな時間に飲むのよ」 玄関に立ったまま言う私に,嵐は 「こんな時間だから,飲むのさ」と答えた。 「……今から仕事なんでしょう?」 「酒でも飲んでないと,やってられないですから」 「学校にも行かないで,酒飲んでバイトに行くのが あなたの主義なのね」 「仕事するとご飯が食べられなくなるから,強い酒を 入れておいて,胃を紛らすのさ」 なるほど,そういう理屈もあるのかと思った。 例の人妻とはどうなったのよ,とか,聞いてみたい気もしたが, 嵐が私に話す興も失せたということだと思い,黙った。 でも,その人はウオッカのように,今の嵐には必要な人なのかもしれない。 外にはいつの間にか雨が降っている。 嵐,愛している,と呟き,外へ出た。 #
by before_rain
| 2022-01-29 11:05
| ☆木枯らし
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